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僕なりのフラストレーション・フリー・パッケージ!

突然だが、「Wrap Rage(ラップ・レイジ)」という言葉がある。
ご存知だろうか?

「過剰包装」のせいで開けようとしても開けられないイライラのことだそうで、最近これが問題になっているという。

たしかに、過剰包装って煩わしいし、腹立たしい。
ゴミの元でもある。ECOじゃない。

ここら辺の時代感覚、やっぱり優秀な企業は敏感である。
アマゾンでは、「フラストレーション・フリー・パッケージ」なるプロジェクトを立ち上げ、今後は簡易包装を推進するんだとか。

というわけで、今日は梱包のことをお話したい。
実は、傘の商品化にあたり、「梱包資材をどうするか?」は本当に悩ましい問題だった

まず、傘という商品は長い。
でもって細い。

だったら細長い段ボールでいいじゃん!
なんてツッコミが入りそうだが、ところがどっこい。話はそう簡単じゃないのである。一般的な手元部分である「J字型」の場合、細長い段ボールで梱包しようとすると、形状が逆三角形ゆえにどうしても先端部分に隙間ができてしまうのだ。

では、それがなぜ問題なのか?
その隙間を埋めるため(商品を守るため)には、どうしてもプチプチなどの緩衝材を使わないといけなくなる。そうなると、過剰包装とはいかないまでも、けっきょくはお客様に不要なゴミ(緩衝材)を届けることになるからである。

僕はこれがどうしてもイヤだった。
だって、緩衝材なんてもらってもうれしくないでしょ?

とはいえ、大切な商品にキズをつけてお届けするわけにもいかない。
う~ん、どうしたものか・・・

まったく。
「モノづくり」というのは悩みどころ満載である。

で、あれこれ考えた挙句、けっきょく僕はどうしたか?
こうすることにした。

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