雨の日に聴きたい珠玉の3曲

今日は朝から雨。
朝起きてカーテンを開けると、めちゃくちゃ降ってる。
下がるテンション。やめた。今日は外出はなし。そう決め込み、終日家にこもり、音楽でも聴きながら、たまっていた仕事を一気にやっつけることにしよう!

と思っていたら、午後から晴れた。
けっきょく家にいましたけど。

ま、それはおいといて。今日は音楽の話を。
実は僕、ちょっとしたオタクなんですよね。普段よく聴くのは、ソウル、R&B、フュージョン、ジャズ、ハウスとかなんですけど、中でも、ソウル、R&Bが大好きで、この手のCDが家、クルマ、事務所と、あちこちに転がっています。かき集めると、1000枚以上になってるんじゃないかな。
置き場に困るんですよね、ひじょーに。さて、どうしたもんか・・・。

それはそうと。
雨の日につい聴きたくなる曲というのがあります。人によって、それはまちまちなんでしょうが、僕の場合は次の3曲がそれ。もちろん、ジャンルはソウル、R&Bです。
それぞれ甲乙はつけがたいので順不同で紹介します。ご興味あれば、ぜひ聴いてみてください。

まずは1曲目。
Earth,Wind&Fireの隠れた名曲。“Feelin’ Blue”です。
Earth,Wind&Fireといえば、
“September”
“Fantacy”
“Let’s Groove”
“Boogie wonderland”
“Reasons”
“After the love has gone”
なんかのディスコチューンやバラードが有名ですけど、この曲もいい!
Earth,Wind&Fire流のボサノバです。やっぱ雨とボサノバって合う。・・・と僕は思う。
雨上がりの虹が見えそうなメロウな1曲です。“Feelin’ Blue”は彼らがディスコナンバーで大ブレイクする以前の、1974年発売のアルバム“Open your eyes”に収録されてます。

続いての1曲はこれ。
メロウなのは“Feelin’ Blue”と共通しています。が、この曲のシーンは夜。ちょっとエロ入ってます。
だって、そもそもタイトルが“Between the sheets”なんですから。
そう、Isley Brothers のあの名曲です。
ご存知の方も多いと思いますので、もう皆まで言いますまい。ジャンルを問わず、数々のアーティストからカバーされるこの曲はミディアム・バラードの最高峰なんじゃないでしょうか。
スムース。メロウ。そんな表現がぴったりなこの曲。僕は雨の日の夜にこそ聴きたい1曲です。
1983年発売の同名アルバムに収録されてます。

ちなみに、フュージョン界のオールスターが集まったバンド、Fourplayバージョンもおすすめ。
リードボーカルにチャカ・カーン、バックにフィル・ペリー、フィリップ・ベイリー、ネイザン・イーストと本当に豪華すぎる顔ぶれ。贅沢でオシャレな仕上がりになってます。
 

最後の曲。
この曲、Brian Mcknight“Shoulda,Woulda,Coulda”を聴くと、なんか泣けてきます。
それにPVも。
彼はマルチプレーヤー。まさに才能の塊です。ピアノ、リード・ギター、ベース・ギター、ドラム、パーカッション、トロンボーン、チューバ、フレンチ・ホーン、トランペットと、何でもこなす多才ぶり。
天は二物も三物も与えてしまいましたね。不公平なことに。

声もいい。ルーツはゴスペルなんでしょうが、独特の歌唱法がいい。
とくに曲が転調したときのファルセット(裏声)。あの高音の伸びは只物じゃない。(事実、只物じゃないですけど) ヒューヒューです。
かのBOYZⅡMENもリスペクトする正統派R&Bシンガー、Brian Mcknight。彼との出会いは今から16年前で、僕が大学生の頃からずっとファンです。
ちなみに、“Shoulda,Woulda,Coulda”は2003年発売のアルバム“U-Turn”に収録。雨のちらつく夕暮れ時に聴いたら泣いちゃう可能性大ですよ。かなり切ないっす。

というわけで、独断と偏見で選んだ、「僕が雨の日に聴きたい珠玉の3曲」をご紹介しました。
雨の日に聴きたいかはともかく、よかったら聴いてみてくださいな。