それでも日本の「モノづくり」は大丈夫ですかね?

2010年1月14(木)、Tlaloc販売スタートです!

 

明けましておめでとうございます。
田中正博です。

実は、年明けから僕はずっと自宅にこもって仕事をしとります。

昼前に起きて、メールチェック。
その後ひたすらパソコンと格闘。夜8時過ぎ近所のコンビニで弁当を買って食う。
そしてまた朝方までパソコンと格闘。で、だいたい朝6時に就寝。

2010年の僕はずっーーーとこの生活です。
もうかれこれ10日以上、こんな感じでしょうかね。おかげで5kgほど増量してしまった。

さて、昨日TVのある番組を見ていて「それは違うだろ!」と改めて憤りを感じた。
今日はそのことについて書いてみようと思う。ちなみに、その番組は、みのもんたさんが司会で、与党、野党入り混じって政治家の先生方がたくさん出演していたものである。

で、僕は何に憤りを感じたのか?
その番組中で、民主党が「最低賃金を時給1000円にします」なんて戯言を言っていたからだ。
今さらながら、なんて痛いマニュフェストなんだろう。

恥ずかしながら、僕は政治のことはよくわからない。
でも、そんな僕でもこれだけは声を大にして言っておきたい!

アホかと。

「規制バカ」である。
誰が考えた政策なのか知らんが、まったくナンセンスだ。
どうかしてるよ、まったく。

一見すると、「最低賃金1000円」なんて理想を掲げれば、「働けどわが暮らし楽にならず」と感じている雇用者にはウケるのかもしれない。

ところが、それはまやかしである。
選挙票欲しさの極めて「薄っぺらい」おためごかしだ。

百歩譲って、「最低賃金1000円」にするのはいい。

でも、それで格差が埋まり、雇用環境は改善されるとこのマニュフェストを立案した人は本当に考えているのだろうか?

世の中の会社はひとつの例外もなく「粗利」で出来ている。
このことを理解しているのだろうか?

人件費が増えればモノやサービスの値段にも転嫁される。
それでも本当に効果があると予測しているのか?

世界には安い労働力を提供する国はいくらでもある。
ゆえに海外競争力を問われる大企業ほど国内雇用を縮小する可能性がある。
だとしても、やる意味があるのだろうか?

世の中には、PC操作も電話応対もできないし、力仕事もできない。
家庭の事情で長時間労働もできない。でも単純作業ならできる。だから時給は安くても働きたい。こういう人もたくさんいる現状を知っているのだろうか?

で、そもそもなぜ800円でもなく、900円でもなく、1000円なわけ?
まさか「キリ」がいいからではないですよね?

きわめつけ。
ただでさえ高いといわれる日本の労働力です。
人件費が上がれば当然、「日本製」の値段も高くなってしまうでしょう。
それでも日本の「モノづくり」は大丈夫ですかね?

僕は聞きたい。
ちなみに、ウチの会社ではダイレクトメールの封入作業を行うパート社員を「時給1000円」で雇える体力はありません。パート社員には申し訳ない限りだが。

と、まぁ、新年早々(といっても遅いですが)憤りを感じた次第であります。

販売スタートまであと4日。
カウントダウンです。現在、ラストスパートでいろいろやっつけております。

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