とりあえず、年末のご挨拶ということで。

2010年1月14(木)、Tlaloc販売スタートです!

 

いやー、ついに見つけました!
昨日、真夜中に煮詰まっていたので、いつものごとくネットサーフィンしていて発見。

CD持ってたけど、どっかいっちゃったんだよね。
だから「Youtube」で見つけた瞬間、実に感慨深いものがあった。

僕が探していたのはこの曲、「パリッ!とおばさん」。
By 下町兄弟です。

ご存知ですか?
・・・多分、知らないでしょうね。

はじめて聴いたときは、そのリリック(歌詞)に脳ミソもってかれました・・・・

次も僕的にはかなりツボでした。
絶妙なセンスです。

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お待たせしました。来年1月14日(木)、いよいよデビューします!

お気づきでしょうか?

「何か」が変わったことを…。
そう、ブログのヘッダーデザインである。その他、プロフィール欄もチョコッと変えてみた。「なぜ僕は傘屋になったのか?」という黒いボタンをポチっとクリックすると、なが~い文章(PDF)が表示されますので、お時間があれば読んでみてください

この変更は友人である、プロフェッサー加賀谷氏(http://www.kagaya.com)によるもの。まったくのIT音痴である僕の師匠である。年末で忙しいのに、無理言ってつくっていただいた。

加賀谷さん、どうもありがとう!

さて。
どこの会社も年末で大忙しだと思うが、ウチも例外じゃない。てんてこ舞である。年末ギリギリで大きめの仕事を引き受けちゃったので、社員には休日返上で働いてもらっているし、事務所の中も足の踏み場もないほど「ひっちゃかめっちゃか」になっている。緊急事態だ。

えーと、ちょっとここで言い訳させてください。
社員の皆さん。手伝えなくて申し訳ないが、僕は遊んでいるわけじゃないですよ。断じて。僕は僕で来年の準備で忙しいのです。

では、その準備とは何か?

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僕の傘だからできる盗難防止策

さっきネットサーフィンをしていたら、とある記事を発見。
その記事を読みながら僕は、キムタクの主演ドラマ「HERO」に毎回登場する「謎のバー」のマスターのように、ひと言。

「あるよ」

と、つぶやいて、ひとりほくそ笑んだ。
我ながら不気味である。

では、いったい僕はどんな記事を読んだのか?
コレだ。某掲示板のやり取りである。

 

(Aさん)

いい傘って実際に使いたいんだけど、出先で盗まれるんじゃないかと思うとビニール傘にしたりする。いっそ柄のところが簡単に取り外しできるようにしてみたらどうか?面倒でも、盗む側(使う側)にとっては不完全な傘はいくら高級でもいらないと思う。

(Bさん)

すごいすごい。それ。
傘立てに置いとくときは、なんらかの仕組みで使えないようにするってのはいい案ですね。盗難防止に着目して・・・。
傘として機能しなくなるようにするとか。手で持つ部分が抜けて、それだけステッキのように店に持って行けるとか。または取っ手だけかばんに入るとか。そうするだけで、高級傘を持ちたい人は増えると思います。絶対ネックになるのは盗難だと私は思っていましたので。傘として機能しなくなれば、盗む人も他の傘をあたるはずです。 

 

フフフ。
Aさん、Bさん、あるよ、あるよ、そんな傘。ホラ、このとおり!

 

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僕なりのフラストレーション・フリー・パッケージ!

突然だが、「Wrap Rage(ラップ・レイジ)」という言葉がある。
ご存知だろうか?

「過剰包装」のせいで開けようとしても開けられないイライラのことだそうで、最近これが問題になっているという。

たしかに、過剰包装って煩わしいし、腹立たしい。
ゴミの元でもある。ECOじゃない。

ここら辺の時代感覚、やっぱり優秀な企業は敏感である。
アマゾンでは、「フラストレーション・フリー・パッケージ」なるプロジェクトを立ち上げ、今後は簡易包装を推進するんだとか。

というわけで、今日は梱包のことをお話したい。
実は、傘の商品化にあたり、「梱包資材をどうするか?」は本当に悩ましい問題だった

まず、傘という商品は長い。
でもって細い。

だったら細長い段ボールでいいじゃん!
なんてツッコミが入りそうだが、ところがどっこい。話はそう簡単じゃないのである。一般的な手元部分である「J字型」の場合、細長い段ボールで梱包しようとすると、形状が逆三角形ゆえにどうしても先端部分に隙間ができてしまうのだ。

では、それがなぜ問題なのか?
その隙間を埋めるため(商品を守るため)には、どうしてもプチプチなどの緩衝材を使わないといけなくなる。そうなると、過剰包装とはいかないまでも、けっきょくはお客様に不要なゴミ(緩衝材)を届けることになるからである。

僕はこれがどうしてもイヤだった。
だって、緩衝材なんてもらってもうれしくないでしょ?

とはいえ、大切な商品にキズをつけてお届けするわけにもいかない。
う~ん、どうしたものか・・・

まったく。
「モノづくり」というのは悩みどころ満載である。

で、あれこれ考えた挙句、けっきょく僕はどうしたか?
こうすることにした。

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「バカ売れPOP」を書く10の法則

いやいや、僕のディレクションが悪かったせいでホームページの作成が難航しとります・・・
というわけで、まだアップできていない。急がねば。

発売前にして、最後の試練である。

加えて、本業の仕事も年末ということでメチャクチャ忙しい。
例年だと20日過ぎには店仕舞いしているが、今年は違う。年末ギリギリまでの営業だ。社員はてんてこ舞いで余裕なし。事務所も荷物の山で足の踏み場もない状況になっている。

とにかく、「あれもやらねば」「これもやらねば」でまさにカオス状態である。

そんな中、ホームページがまだ出来てないというのに、ここ数日間で知人・友人から既に十数本のご注文をいただいている。本当に有難いことだ。

僕の傘の現物をご覧になったことのある方で、「急ぎで欲しい!」という方は、僕宛てにご連絡ください。「先行発売」の先行発売ということで、素敵な特典を付けて特別にお届します。

さて。
実は、ネットによる傘の販売がひと段落したら、次に取り掛かろうと思っていることがある。
リアル店舗での販売だ。

今、僕は、白金台、平塚、新潟と事務所を3つ借りている。
そのうちの平塚事務所を改装して小売りをしたいと思っているのだ。平塚の事務所は商店街の中にある。スペースも10坪以上余っているので、ここを「Tlalocショップ」にしようと、あれこれ思案を巡らせているのである。

とはいえ、僕は小売りをしたことがない。
僕は、いわゆる、ダイレクトマーケティングの人間なので、売れる「売り場づくり」についてはズブの素人。目下、猛勉強中である。

とりわけ、店頭POP。
これは見過ごせないテーマであり、小売の必須科目だろう。店舗の売上アップには欠かせない販促ツールではないだろうか。
僕自身に照らせ併せても、面白そうなPOPには、ついつい目を奪われてしまう。
おかげで、これまで何度「衝動買い」をしてきたことか・・・

あのとき、僕に「買いたい」と思わせたトリガー(きっかけ)は何だったんだろう?
反対に、売る側の立場では、どんなPOPを書けば、「ガツン!」と売ることができるのだろう?

それを知りたくて、この本を読んでみた。

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トイレで生まれたアイデア!

今日、テルテル坊主がやって来た。
デザインを決定するのに、すったもんだしたアレである。

とりあえず、見ていただきましょう。コレだす。

てるてる坊主

裏側はこんな感じだす。

裏地②

さて、このテルテル坊主。
ノベルティとして、とりあえず500個作ってみた。

もうすぐ発売しますんで、まずは「初回購入特典」ということで、先着500名様にプレゼントする予定である。

それはそうと。
僕たちの日常は、「なんで今までこんなことに気付かなかったんだろう?」の連続だ。
何日も悩み続けた末、

「何だ、こんなことだったんだ・・・」

などと、その答えのあまりの簡単さに拍子抜けするような出来事って多い。
(・・・と思うのだが、どうでしょう?)

必死になって眼鏡を探していたら、「実はオデコにかけていた!」なんて具合にね。
鏡を見れば一目瞭然でも、そんな簡単なことに思いが至らない。

ここ数日、僕はあることをずっーーーと考えていた。

商品としての傘も完成した。
ホームページももうじき完成する。
商品発送の梱包資材も、パンフレットも印刷した。
ノベルティのテルテル坊主も本日到着した。

だけど、まだひとつ懸案事項が残っている。
それも、重大な問題だ。それは・・・

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「純日本製」という、こだわり

今日は暑苦しいことを書きます。
退屈な内容かもしれないですから興味のない方は読み飛ばしてください。

いきなりですけど、僕は「Made in japan」にこだわっています。それも強烈に。
だから当然、Tlalocの傘は日本で作っている。しかも、よくある最終工程だけ日本で手を加えて、「日本製」と名乗るようなインチキ(?)は一切ナシだ。

_MG_8484[1]

ちなみに、素材にだってこだわっている。
「サビ」が発生するような部材は一切使用していないし、生地だって傘職人から「いい生地を使い過ぎなんじゃないの?」と言われるくらいである。

 (石突き)アルミ(メッキ加工) 

 (手元)アルミ(アルマイト加工・メッキ加工)

 (本体:骨)
  ・止め鋲・・・真鍮
  ・上ろくろ、下ろくろ・・・真鍮
  ・ダボ(親骨と支え骨、ろくろと親骨の接合金具)・・・ステンレス
  ・上はじき、下はじき・・・真鍮
  ・露先・・・真鍮
  ・骨・・・カーボン
  ・中棒・・・アルミ
  ・「手元」「本体」「石突き」接合部分のネジ・・・真鍮

 (本体:生地)ポリエステル(ユニチカ社製「タフレックス」)

さて、僕が「Made in japan」にこだわる理由は2つある。

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ようやく完成。ついにデビュー!

こんにちは。田中です。
およそ1ヶ月半ぶりの更新です。

お元気ですか?
僕はといえば、ここ数日の冷え込みのせいで風邪を引いたようで、朝からトイレへの参勤交代が止まりません。あッ! こうしてるうちにも・・・。

すっかりご無沙汰していましたけど
この1ヶ月の間、面倒くさくて更新しなかった・・・
というわけじゃありません。

実は、次回の更新は「商品がきちんと完成してから!」と決めていたからなのだ。
で、そうこうしているうちに、ここ1ヶ月半は商品化に向けた最終調整やら何やらで、「アッ」という間に時が経ち、今日に至ってしまったのである。

 

さて、前置きはこのくらいにして。

とうとう完成しました!
もうまもなくデビューします。

何はともあれ、ご覧いただきましょ。
ただ、まだホームページのアップ前なのでチョットだけ。

まずは「本体」である。
生地の張ってある「本体」は全部で7色用意した。

上から順番に・・・

 ・黒
 ・白
 ・紺
 ・茶
 ・水色
 ・黄色
 ・ピンク

といったラインナップだ。

 

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本当にこのままでいいんでしょうか?

久々の更新になってしまった。
前回の投稿以来、「ブログの更新はまだか?」と数人の方々より、とても暖かいプレッシャーを頂戴しながらも、今日までズルズル更新できずにおりました。

だって、忙しかったんだもん。
すみません。

ま、それはそうと。
話題をガラリと変えよう。

昨日はとても貴重な体験をすることができた。
傘業界に顔の広い友人のアテンドで、傘屋さんからいろいろ話を伺うことができたのだ。

つくづく僕は幸せ者だ。
昨日もそうだけど、本当に大勢の人たちが僕なんかのために骨を折ってくれる。
傘のニュースがネットや新聞に紹介されていれば、記事のコピーやメールを送ってくれて知らせてくれたり、「傘の進捗状況はどう?」と気遣いの連絡をくれたり、また、昨日のように「傘業界に、こんな人がいるよ」と紹介してくれたり・・・と。

本当にどうもありがとう!
みんなのご期待に応えられるべく、僕は妥協なきファイトで頑張る所存ですから、どうか引き続きよろしくです^^

おっと、話がそれてしまった。
元に戻そう。

昨日聞いた話である。
僕の感想。それは・・・

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マーケット・インかプロダクト・アウトか?

おはようございます。
それにしても、技術の進歩というのは有難い反面、時として大きなお世話なこともある。
「そういえば・・・」と、昨日ふと思い立って自分の名前をヤフーで検索してみた。

「田中正博」

すると・・・

「田中将大ではありませんか?」

だって。
ウルサイッ!ちげーよ。オレは「田中正博」だよ!

というわけで、技術が進歩しすぎて過剰なサービスもある。
が、その反面、実に便利なサービスもある。

マーケティング用語には「マーケット・イン」「プロダクト・アウト」という言葉がある。
それぞれを簡単に説明すると、こうだ。

消費者の声を反映して作った商品がマーケット・イン。
反対に、製造者の想いを反映して作った商品がプロダクト・アウト。

では、僕の傘はどっちか?
後者である。

 

なぜ起業したのか?
たまに、人からこう聞かれることがある。

理由はいろいろある。
でも、一番はやっぱ、「オリジナル」を作りたかった。これが理由なんだと思う
他の誰かのアイデアじゃなく、他の誰かのマネでもなく、僕のアタマで考え、そこから生まれたものをカタチにする。僕が起業した意味とは、ここにあると思ったからである。

その意味では、僕の傘は紛れもなく、プロダクト・アウト型商品だ。
「わかりました。あなたの希望を叶えましょう」と、消費者の意見を吸い上げたものじゃない。
「こんなの作りました。どうです、これ?」と、作り手から提案するものである。

とはいえ、誰も欲しがっていないものを作ってもしよーもない。
それは独りよがりというものだ。

で、僕はどうしたか?

 

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